秋刀魚は鮫になりたくて

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zoom RSS スパルタスロン(20120928)コリントス〜

<<   作成日時 : 2012/10/12 21:20   >>

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ボディーブロー・・・

CP22のコリントスを出てわずかの間の急な上り坂もきつい。
エイドのゼネラルで出ていたと思われるタッパに入ったピラフのようなものが点々と捨てられていた。
超長距離走では食わなければ厳しいが食うのも厳しいという気温。
というか、この高い気温でエイド提供のフード類は大丈夫か?
エイド入ったところでかぶり水したものの出発してすぐにもう乾いていたりで、
ウェストポーチのボトルから頻繁にかぶり水を繰り返す。

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ワインの名産地なのでブドウ畑が多くみられその間を通っていく道がずっと続きます。
すでに夕方が近い時刻なのにあまり涼しくなってくる気配もなく暑さも続きます
コリントスで休憩した分、それまで攣るような感じのまま40km近く走ってきた足から張りは消えたが
その状態で走り続けた分だけ太腿が痛んできている。
コリントスで足が震えていた田中さんに追いつかれかなり回復されたようで
「行けるなら先に行ってください」と先に行ってもらう。
さらにコリントス手前のエイドで1度時間切れになった秋山さんも追いついてきて
見事な回復で先に行ってしまった。

さほどたいしたことない上り坂で歩いていたら、女性選手から
『(英語)なに歩いてんの!?まだまだ頑張んなきゃ!Come ooooooooooooooooooooooooon !!
と励まされあ〜い頑張りますっとヨロヨロ加速。

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小さな町に入ると少し賑やかくて気持ち落ち着く。
小さい子にサイン求められたのはこの辺だったかな?
スパルタスロンの選手のサインを多く集めるが子供たちの間の遊びらしい
まぁ一応わしも漢字でサインしときました。ローマ字よりも面白味があるでしょうし〜。

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丘の上の史跡などもコース脇にあって観光気分も少し入れたりして気を紛らわせたりしつつ、
夕方近くなって陽が傾いた分、日影ができてやっと焼かれる太陽が弱まってきた。

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100km通過がだいたい12時間経過の19時(午後7時)でした。
ここでドロップバックもらって補給食食べながら
「(英語)次のエイドまでの距離とクローズ時間を教えてくれ」と聞いたつもりが
『(英語)大丈夫だココのクローズ時間は19時25分で、お前は20分前にココに着いてる。OK!?』
って通じてねぇよ
ココに着いた時間じゃなくて次のを知りたかったんですけども・・・
まぁ、20分の余裕はあるのは分かったので良しとしましょう。
しかし、サマータイムだからか19時とは言えまだまだ明るいな。
ここですでに暗くなるかと思ってヘッドライトとアームウォーマー・手袋を預けて置いたがやや早すぎたようだ。
しかしウェストポーチにさほど空きがないのでヘッドライトは点灯はせず装着するだけで、
アームウォーマーは手首に寄せて付けて、手袋はとりあえず面倒なのではめていった。

次のCPまで2kmは思ったよりも短く感じて所々表示と距離感覚が狂うのは
多分CPの設置位置が「だいたい」なんだと思う。
短い分にはまだいいけど、4.7km表示で実際には長いとことかちょっと厳しかったですね
街の奥のエイドでチームサポートも受けられ、うどんとうどん汁にオムスビ入れてもらって補給。
ここでチームのメンバーもかなりの人数が脱落しているのを聞く。
思っていたよりコース上に残っている人数はチーム員だけでなく全体数としても少ないようだ。

その先やや暗がりになりはじめライトオン
周りのランナーは割と完全に暗くなるまでライト付けていないようでしたが、
みんな暗がりに慣れているのかしら?
そういえばかなり明るいライト持っているのはほとんど日本人ばかりのようでした。

完全に暗くなる前よりも薄明るいほうが道路標示もやや見つけにくく
何度か分岐路で立ち往生どっちだろか?
よーぉぉぉく見ればうっすいペイントがあったり、後ろから大会関系車両が来たりして
なんとかミスコースせずに進めました。

しかし夜が近くなるにつれてお腹の具合が悪くなってきた
それほど冷えるというほどの気温でもないし、
あっつい日中ほど豪快なかぶり水ではなくタイツやシャツを湿らせる程度ですけども
むしろまだかぶり水はしているという状態なのですが・・・
さすがに我慢できず【大】
スパルタスロンにはまともなトイレというものがほとんどなくいわゆるノグソです
はっきり言ってしゃがみこむ足もないのでほぼ中腰のまま用足し・・・
あーそこ、コース脇から物音がしたからってヘッドライトで照らさないでくださーい

そのあとやや胃の調子も落ちたせいか食べ物を受け付けにくくなってきて
水と薄めたコーラ、レーズンと夜間のエイドでは温かいスープ、その程度しか受け付けなくなっていた。
特に薄めたコーラは嫌がる人が多いようだけどもワシはだんだん慣れてきて
走ってる最中はストレートなコーラよりも飲みやすく感じましたね。

その後何度か用足しするもなんだかしっくりこない。
胃薬も途中飲んだがまだ聞いてくる気配がない。
大が徐々に水っぽくなって、擦れたケツ穴辺りに沁みて痛い(>_<)

そしてだんだん削られる体力と残り時間。
さらに残りの持ち合わせの紙も少ないやばーい

結局かなりの時間使ってしまってCP35(124km)のネメアに着いたのがCPクローズの6分前。
かなりの時間を使ってギリギリの残り時間しかなくなってしまった。
チームサポートを受けられるエイドではあるものの胃の調子も悪くやや吐き気さえし始めていたので
一口サイズのオムスビを口に押し込もうとするも3分の1も受け付けられず、
薄めたコーラと水を飲んでボトルに水補給して出発・・・
「vanさん!関門制限時間が15分伸びたのであと15分休めます!休んでいってください!」
とサポート隊に言われ、そこで関門の制限が伸びたことを初めて知りました。
しかし体調考えると、休むのもいいが伸びた時間分先で使いたいと思い
「15分はこの後使います。もう出ます・・・。」と答えヨロヨロ先に。
この時の選択が合っていたのかどうかはわからないけれども。

走り始めたものの胃に入れた分、出るのが早い。
エイドからわずか先で再び用足し。
かがむよりも先に出そうな勢い・・・

その先の林道のような未舗装路は狭く、後ろからくる大会関係者やランナーで我慢して走る。
大会関係の車が多く道に迷う心配がない分気分は楽だ。
車の舞い上げる砂ほこりは正直厳しいけども。

ゆるいけども長い上り坂で歩いていたら後ろから車が来て
『(日本語)ほぼ最終ランナーですけど大丈夫ですか?ナンバーいくつですか?』
と聞かれ、自分がほぼ最終であることを知る。
まぁかなり時間無駄に使っているのでそうだろうとは思っていたが・・・
その後大会の最終ランナー用車両につけられ
『(英語)あなたのナンバーは?』
と聞かれギクリΣまさかここで打ち切りかと思ったが
「ディオサラーンダ(ギリシャ語で”240”の意味)」と答えたら車は先に行ってしまった。
ここまで来るとCP毎に選手の番号は呼ばれてチェックされているので自分の番号くらいなら覚える。
一応最終ランナーとしてのチェックはされたようだがまだ走ってもよいようだ。

ほっとして小用するも、ついでにうんkも漏れるという状態・・・
ついにもう紙があまりない・・・

CP43(148.5km)のリルケアに着いたのが正規クローズ時間3時10分に15分足したぎりぎり時間で
入り口付近にチームサポート隊がいたものの何もサポート受ける暇もなく
ゼネラルエイドの薄めたコーラだけ飲んで出発。
出てすぐに下して用足し。

その先やっと高速道路の下くぐってサンガスの山に向かう登り坂に入るも
太腿がもうかなりつらく、お腹に力も入らず何とか歩いて先に進んでいるといった状態。
その先数度用足し。
もう持っている紙も尽きて、思ったより気温が下がらないので必要ない手袋で拭いて捨てた。
残り時間がないのは分かっているものの走れる気がまるでしない。
途中の簡易トイレがあったので用足して、勝手に少し紙も分けて頂いて先に。

CP46ではクローズ時間を2分チョット過ぎていたが
「(英語)タイムアップなのか?」と聞いたら
『(英語)なんだお前リタイヤするのか?もう進まないのか?』と問われたので
「(英語)つづけます」と這う這うの体ながら先に
このあたりではスパルタまで行くという考え自体が吹き飛んでいて
次のCPまではたどり着く という考えしか浮かんでいませんでした。
またこのCPにはドロップバック置いていましたがそのことも忘れ取り逃がしてしまいました。

勢い先に進んだものの、この状態でマイナスの時間を取り返せるすべもなく
歩いてもゼーゼー言いながら、走れていない分眠気も出てきてしまい
何度かマイクロスリープも入りながらふらふらと
(ああぁ月が明るいなぁ・・・ココは星がきれいに見えるって聞いたけど見えないなぁ・・・)
(次のCPは・・・あそこか・・・あと1kmちょっとか・・な・・・)
徐々に意識が関係ないほうに弱気になってきました。

CP47にたどり着いて計測用マット踏んで、エイドで薄いコーラもらって
ヨロヨロと山頂に向かうガレた山道方向に進み始めたところ
『(英語)ダメダメダメ!★@‖◆△ш・・・進めないよ!』と言われ、(←半分くらい何言われたか不明)
がっちり掴まれて制限時間を示したボード前に連れて行かれ
『(英語)ココのクローズ時間が(延長含めて)5時25分で、今の時間は5時35分だ。タイムアウトなんだよ!』
と一語一語丁寧に言われました。
すでに意識があまりはっきりしていないわしは即座に理解できませんでしたが
タイムアウトの単語だけ理解できて「た・・・タイム・・イズ・・・アップ?」と答えたら
『(英語)そうだ。タイムアップだ』『・・・また来年来い』と言われ、優しく背中をポンポンとたたかれました。
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結局時間切れでCP47の159.5kmでわしのスパルタスロン初挑戦は終わってしまいした
サンガスを超えれば完走が見えてくるといわれるサンガスの登山道入り口で
登山道を示すグリーンライトの連なりを見ただけで山には入らせてもらえませんでした。

ぐったりと椅子に座らせてもらってる間に靴の計測チップとナンバーカードを回収され
(ナンバーはリタイヤすると前後とも回収されてしまうため完走しないと手元に残りません)
ぼーっと呆けているわしにボトルの水がそっと置かれてました。

回収バスに乗るように言われて頃にやっと胃が落ち着いてきたようでお腹が空いて
かたずけ始めたCPエイドで「そーりーあいむべりーはんぐりー」と言ったらサンドイッチをもらえました。
回収バスに乗る階段の段差が大きくやっとのことで乗るとリタイヤ名簿に名前チェックされバスが出発。
もらったサンドイッチをもそもそ食べている音しかしない沈黙が支配する数名を乗せたバスが行きます。
何度か先のCPでリタイヤ者を回収しながら3時間ほどかけてスパルタに到着。
その間借りたブランケットにくるまってほとんど寝ていました。

スパルタに着いてホテルのシャワー浴びたら鼻血が出ました・・・。
落ち着いてしばらくしたら丁度トップ選手がゴールするとのことでベランダに
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ブラボーの嵐の中、自転車の伴走の子に囲まれて最終直線の花道を駆けていきました。
その後自分は気絶するようにベットで数時間寝てお腹が空いたのでレストランに。
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選手はIDカード持っていれば指定レストランで無料で食べられます。
鶏肉はとても美味しかったのですが、胃がくたびれているためか半分も食べられませんでした。
普段ならビールとともにペロリと平らげられる感じのはずですが受け付けられませんでした。

2日目もとても暑く日差しが強烈で、自分にこの日差しをもうまる1日浴びながら走るのはとても無理そうでした。
そろそろチームの速いほうの人がゴールする時間が近づいているのでゴール付近に移動します。


もすこしつづく

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
途中からHORIZONに合流させてもらった、ちぇーさんです。
スパルタスロンお疲れ様でした。
でもCP45まで行ったのですよね、僕は未だ未だだわぁ。
また頑張って練習します。
http://chesan.exblog.jp/
ちぇーさん
2012/10/12 23:33
>ちぇーさん
お疲れ様でした。
お互い残念でしたが、世界レベルに触れるというのはそうそうない機会なのでいい勉強になりました。もっと強くなってちゃんとレオニダス王に逢いに行きましょうね。
その前に体を治すのが先かもしれませんが、そちらのほうも頑張ってください。
van
2012/10/13 08:25
ソーリー、アイム、ハングリィ。

ボディブローを打たれまくった後の、とっても印象的な言葉だと思いました。野good so!これもいいよね。
塾長
2012/10/15 09:24
ハングリーなのはお腹の具合でなくて精神の方でなければですね
今回お腹下したのは自分の預け荷物が暑さでやられたのか、エイドの氷水がミネラルウォーターでなく生水だったのか、煮えてるバナナとかのためなのかは分かりませんけど、胃薬をもっと早めに飲んどくべきでした。

no good so?
van
2012/10/15 10:15

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