第5回佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足206KM(20100918-21)   再びめおと岩に

人生楽ありゃ苦もあるさぁ~

さて、最終エイド前のコースは観光地が多いので寄り道しながら楽しく進めたのですが、
ココから先のコースはアップダウンも厳しく、心理的にも湾内と言う事もありソコも厳しい部分となります。
湾内はぐるっと目的地まで遠回りするような感じになるので
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対岸の目標物に対して湾内をグルっと進んで行っても結構進んだにもかかわらず、
目標物との直線的な視覚距離が全く変わらないという心理的な焦りがあるんですよね。

最終エイドからの一番間違えるとヤバい分岐点のをしっかり確認して右折。
間違えて見た目には目標物になりやすい灯台方向に向かうと、
厳しい上り坂で全く違う内陸の道に入って行ってしまうんですって。
過去何人か登って行ってしまってエライ距離を舞い戻るなんて事もあったとか。
事前説明でもトンネル2ツくぐれば正解です。と言われていた通りに2つ通過して湾内の道にシフト。

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湾の向こうに、ややかすんだ対岸が見てきたがマダマダ遠いなぁ~。
木流れの短いけども急な坂道をえっちらおっちら登ってその先の左折矢印も地図を凝視して確認しつつ素浜方向に。
この浜は佐渡1周線内では珍しく砂浜。
この砂浜の砂がさっきの狭い峠道の途中の結構上の方の道にもうっすらと飛んで来ていたり。

素浜沿いの道には風に運ばれた砂が道の片側に吹きだまって1/3位は砂の上を走るような道と化している。
砂の上走るのは柔らかい感触で関節には優しそうですけども、グリップが悪くやや空転気味な感じがする。
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ここでさっきのエイドでやり忘れたことが発覚ハイドレーションに水足し忘れたよ。
エイド後に自販機が1ッ個所あったけども何となくその時は気がついてなくてスルーしちゃった・・・。
やばいな。ハイドレーションの中身が300mlも無いや。
素浜沿いには電線も見当たらないので【電気は来てない=自販機は無い】ということは容易に想像はつく。
地図で確認すると、きつい登り下りを含む更に6kmほど先にならないと民家はなさそう。
そこまで水持つかな。持たせるしかないんだけども。昼間の一番暑い時間なのに水の節約は厳しい
そう思うと海岸の砂浜が一気に砂漠にしか見えなくなってきた。

まぁ、なんにせよ先に進むしかないや。

と、思ってたトコロに、




なんと



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いけぴーず私設エイドです

昨日に引き続き、今日も応援私設エイドを開いてくれてました
実は直前にどっかで見た事あるような車にぶち抜かれたんで、もしかしたらと思ったんすけどねw
で、若干エイド開店準備中だったんで一旦スルーしちゃうってのも笑いが取れるかなともったんですけども、
ココは水の不安もあったんで素直に大甘えして色々頂いちゃいました。
特に素麺はすごく美味しかったです
水も頂いてスーパーバームの粉を溶かしてハイドレーションに氷も入れて頂きました。
すぐに溶けちゃうだろうけどもチョットの間はキンキンに冷えたのも楽しめますし、
ハイドレーション=リュックの背中側=やや広背筋も冷やせるのでその効果もないかと思いまして。

最終エイド後の道が結構アップダウンがあったし、ココから先の迂回路もナカナカのもんだし、
その中間地点ともいえるココでのエイドはありがたかったです
少ない休みの中の2日もわしの応援につきあって頂いてありがとうございました。
こりゃあ、もう絶対ゴールしなきゃあ嘘だわね。がんばるね。ありがとう。

地元の原付に乗った人から「あともう少しか?がんばれよ!」と応援も頂く。
「はい!あと35kmしかありません。あとちょっとです。がんばります!ありがとう」なんか会話が滅茶苦茶ですw
35kmがあとチョットてw 原付でも35kmは結構な距離よ

ホコホコ幸せな気分で先に。
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素浜のつきあたりは本来ならややガレたコースだったのですけども、岩崩れがあったらしくココも迂回コース。
地面の矢印をしっかり確認しキッツイ登り坂をグイグイ早歩き状態で登って行きます。
途中だんだん角度を増した道は10%を軽く越えてずいぶんな角度になってきて、歩いているのに息が切れる。
狭い道から国道に出て左に折れ下り坂に変わる。
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雲の隙間から陽が射して西洋では天使の通り道だ何つー言葉もあるだとか。
ナカナカ綺麗なんでしばらく見とれていたり

その先の道をトコトコ走っていたら、いけぴーずの車に追い抜かれた    ありがとうね~ん。

さてすでに夕方が近くまたナイトランが近付く。
再びヘッドライトとハンドライトを準備してバックパックの赤点滅灯もオン
ヘッドライトのプラスチック部品の一部が額に当たって痛いのでセームハンドタオルを額との間に挟んでみる。
ん。結構いいカモ。通気性は悪そうだけども。
セームって、あれです。洗車とかした後に拭くタオルっぽいゴムっぽい吸収性の良い素材のアレです。

その先の長浜の名の通り気分的に長い。風景が変わらない感じがして先に進んでる気がしない。
薄暗くなってきた後だからか、人面岩と言うのはコース真横だというのに全く気がつかなかった。
チョット気分転換と完全に暗くなる前にカロリーメイトを食べとく。
わ。モソモソして喉乾く。ハイドレーションのドリンクがまだ冷たくて美味しい。

しかしなぜかこの辺で急に紅茶が飲みたくなった。
自販機ではミルクティはあるけども、レモンティか無糖紅茶が飲みたい欲求が。
2日間スポーツドリンクかお茶か、たまにコーヒー・コーラ程度なので違う味が欲しいという事なのだろうけども、
紅茶って意外に自販機には無いのですね。ゴールまで我慢かな?ゴールにも無いカモだけど。

真野の町が近づくと歩道も狭くなって車用の歩道の斜め切りだしとかで歩道がデコボコして走りにくい。
街中の斜め左に向かう道を間違えないように曲がると道端に止まってた車の方から
「あとすこしだがんばれ!」との応援も頂けた。「ありがとうございます!」
諏訪町のアーケードの街中はかなり明るいけどももう既に午後7時でほぼすべての店が営業終了していた。
結構立派なアーケード街にコンビニが入っていないというのは逆にすごいカモ。
残り15km切ったくらい。あと・・・3時間かかるか?
もう既にゴールの宿の食堂の営業時間にはどう頑張っても間に合わないので、
ここいらで何か買って帰らないとゴール後の朝までがひもじいらしいので何かお店あいてないかなぁ~。
中華料理屋さんはやってたけども、ココで食べると眠くなりそうだし、
この格好でちゃんとした店に入るのも気が引けるし・・・
どーしよーかなぁ~・・・。
あ。店前の自販機にレモンティー発見
久しぶりの紅茶の味が美味しい。少し残してアミノバイタルプロを2つ飲んどく。
とりあえず中華料理屋さんはパスで先に。

街中でクランクする道の先にパン屋さん発見
パン屋さんに入ったらお店の人に何やってるのとか質問攻めにあいましたw
大会の説明とか、もう5回目の大会ですよーとか、一応この店の前も毎年コースのはずですよとか、
なんやかんやでパン買う前に10分ほど話しこんでしまいました
で、バックパックに入れても簡単には潰れなさそうなハードタイプの惣菜パンを3つばかし買って、
お。ちょうどぴったり隙間に収まる。これでゴール後も安心です。
つーか、200km近く走ってまだ胃が丈夫です。スゴイです。わし。

その先でまたKW口さんに遭遇。やっぱりボヤいてましたw
「やめりゃよかった。家でゆっくりしてりゃよかった・・・」
色々言ってますけども、結局は良い走りしてゴールするんですよこういう人。

街中の狭い道行くのも気分的に楽しくないので平行して走る海沿いの道にスイッチ。
もう少し前から海側走りたかったけども、食糧確保の必要があったので街中コース取るしかなかった。
海沿いの道は街灯も少なく暗いけども歩道の段差もないし広々していて走りやすい
500mくらいであっという間に元の道に合流したけどもチョット気分がリフレッシュ

沢根の町を抜けると信号を左に
ココまで続く街中は走りにくさと夜間走と言う事も相まってずいぶん長く感じた。
実際だいぶ行ったつもりで何度も地図を確認してまださっきのとこから1キロも来てないの??
とか感じてました。

そういった時に現実逃避なのか何となく頭の中にいろんな曲が回るんですよね。
まー。まともに曲が思い出せるわけもなくほぼ一部分だけだったりするのですけども。
徐々に出てくる曲が減って行って、今の状態に合う曲だけが残って行く。
この時はたむらぱん』の【ごいん
youtubeとかにはこの曲無かったので歌詞だけでも↓(押すとリンク)

goo 音楽より ごいん 歌詞

著作権の関係とかでコピーできませんけども。。。
要約すると、

超人にならなくても良いから疑ってても、
なりたい自分になるために強引にちょっとづつでも進め!


って歌詞です。今の厳しい状態にはぴったりだったんでこの先も自分を奮い立たせるために、
気持ちが切れないために、頭の中で何度も、時には歩きながら実際に歌ったりしながら進みました。
イイ曲です。オススメです

町を抜けた信号を曲がると残りほぼ10km
頑張って結構急な登りを・・・当然歩きw
今夜は月明かりもなく街灯も少ないのでヘッドライトだけでなくハンドライトも併用します。
ハンドライトのGENTOS 閃は小型で軽い割にはかなり明るく頼もしい
原付のヘッドライトよりも格段に明るいですよ。

しかし何だね。昨夜も思ったけども、新潟の人は基本ハイビーム走行なんだね。
歩行者が居ること分かってるはずなのにライト下げてくれないまぶしいよう。
でも昨日は全く下げてくれなかったけども今日はたまに下げてくれる人も居て、
もしかしてハンドライトの閃の光をバイクとかのライトと思ってくれてるのかな。それは好都合。

闇夜のアップダウンを越えて、
真野湾の向かい側からずいぶん先だなと思いながら見ていた火力発電所脇を通過。
24枚もあった地図も最後の1枚だ長かった。でもまだ終わって無い。
だいたい残りあと7kmほど。ちょっと先の曲がり角を間違えたけども小道を抜けて再びルートに復帰。
地図上では最後の公衆トイレに寄っときましょう。7kmとは言え、今の体ではまだ結構な時間かかりますからね。
その先の自販機でいろはす水だけ購入。チョットだけ飲むつもりが半分くらいするっと飲んでしまいましたが、
ハイドレーションに入れずにペットボトルのままバックに差して持っていくことにします。
ハイドレーションの残りと合わせるとゴールまでちょうど足りるくらいかな。
この日も気温はあまり下がらず寒さもなくて歩き~やや走れていれば快適な状態。

残り5kmからの急な登り坂の途中の喫茶店の赤LEDの電光掲示板がまぶしい
他にあまり光が無い中での赤のピカピカ光は下側から歩く身には厳しいなぁ~。
しかも当然のごとく営業は終了してるしw

坂を登りきってユルユルと走り始め下り坂を抜けるとのこり2km。
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残り1.2kmの目印となる元ボーリング場看板のピンがサイケに塗られているのを、
ヘッドライト・ハンドライトで照らしながら左手で撮影。こんな変な状態で手ブレ抑えるのは無理!w
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夫婦岩まであと1kmの看板を越えてからもナカナカそれらしきものが見えず焦りも出るけども、
間違いなくこの先にゴールのホテルめおとは有るはずなので信じて進め

ちょっと先に先行するランナーが居ましたが追いつけるスピードはすでに無く先にゴールされた後、
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22時丁度、40時間でゴールできました!



あ。雨っぽく映ってるのはカメラレンズの汚れです。多分。
この時雨は降ってませんでしたので。


いや~。非常に厳しい213kmでした。
一応、目標の日曜中のゴールが出来ました。
見立の迂回路が厳しかったけども島南の深浦~真野湾の細かい峠も厳しかったですね。
初めての距離と言う事でなるべく体力残すよう頑張りすぎないように登りはほぼ歩きにしたのと、
下りも飛ばさなかったので、関節なども大きく壊す事もなく無事最後まで一応走れました。

ゴール後、自分でゴールタイムを一覧表に記入後、
金麦、オムスビ、温かいスープ、手作り柔らかハムなどを頂きました。
2つ目のオムスビを半分残したスープに漬けて雑炊状態で頂いたら美味しかったです。
お腹も落ち着き、ずっと履いていた靴を脱ぐと臭い

そしてものすごーく痒いぃぃぃ。。。

脚が圧迫されていたのが急に解放されて更にアルコールも入ったので、
血流が急に良くなったせいもあるんでしょうか、赤くはれ上がってきて猛烈に痒いです。
持っていたムヒαを塗ったら少しは痒みが治まりました

その後、お風呂に入ったらクラクラしたので風呂あがり後、慌ててお水をコップ3倍がぶ飲み。
ゴール後、スープ以外の水分取らずイキナリ渡された金麦飲んじゃって風呂入ったんで、
脱水でヤバい状態の1歩手前でした。危ない危ない。

その後日付変わる頃には倒れこむように就寝
ちゃんと布団でゆっくり寝たかったんで日曜中にゴールしたかったんですよね。

しかし午前6時、爆音の突然の豪雨により目覚める。と言うより物凄い雨音にたたき起こされる。
午前6時と言えばこの大会の制限時間。
もしかしたらまだ走っている人も居たのかもと思ってロビーに。
一応雨の前に全員帰ってきたようであの雨に打たれた人はいないそうです。よかった

で、今回の完走率は50%

出走60人中30人もリタイヤしたようです。
雰囲気的には頑張りすぎた人の方が完走できなかったって感じかな?
今までは80%位の完走率らしいので今回が特異的に厳しい大会だったってことだと思います。

誰でも完走出来るような距離ではないけども楽しみながらも走れる楽しい大会でした



次回、ダメージ編もあります。
身体の受けた見た目的に分かるダメージを書きたいと思います。
ちょっとキモイ映像も載せたいと思いますので、そう言うの苦手なのは見ない方が良いです。。。

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この記事へのコメント

トリフィド
2010年09月28日 01:10
ボヤキのKW口です。
佐渡ではお世話になりました。
私設エイドも有難かったです。
先日、私にとって初めての100kmになる村岡ダブルフルに出たんですが、
あまりのエグさにレース中もレース後もずっとボヤキっぱなしでした。
ところでvanさんはくびき野は出られます?
もし参加されるのなら迷惑でしょうが、また付きあってやってください。
van
2010年09月28日 10:02
ぼやきのKW口さんことトリフィドさんこんにちは(笑)
大会では要所要所でお世話になりました。完走おめでとうございます。
両津仮眠所手前の自販機からの走りは見事でした。
しかし、佐渡の翌週に、厳しい事で有名な村岡だけでなく
さらにえちごくびき野とは・・・どんだけマゾですかw
自分はしばらく大会予定はありません。
佐渡で酷いダメージ受けると思ってましたので。
今はそれほどダメージは無いですけどそれでも翌週に村岡は考えられません。
凄すぎです!
今の状態で考えればくびき野は楽しい、応援の貰えるコースなので出たかったなと思います。
ウルトラの世界はそれほど広くは無いのでまたどこかでお会いできると思います。
またよろしくお願いします。
あ。今のところ、来年の佐渡も考えてません。
塾長
2010年10月10日 10:29
いやあ………ハンパないなあ………ちょっと時空を超えてるなあ………ホントお疲れさまでした!完走おめでとうございます!すげえよVAちゃん!
van
2010年10月10日 20:05
>塾長
ありがとうございます!梨塾魂で完走できました。

時空を越える→時をかける→朱鷺とかける あ。佐渡ですね(笑)
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とは良く言ったもんで、既に楽しかった思いしか残ってません
のんびり楽しむジャーニーランは、長距離バイクツーリングのような良いものでした。
非常に疲れますけど、ニヤついて「疲れた~」と布団に倒れこむような感じです。

次は板橋Cityに向けてスピード中心に頑張ろうと思います。